株式会社サンワは大阪で営業する商業手形割引を得意とする金融会社です。
公式ホームページを拝見すると3つのセールスポイントが掲載されています。
1.迅速丁寧
2.秘密厳守
3.調査料、手数料は一切不要
手形割引取引案内
・割引利率は実質年率で6%~20%
・1時間以内に審査回答
・日本全国の企業の振出手形割引に対応しております。
また民事再生適用申請後の企業への手形割引の実績もあります。
気軽に相談できます。
株式会社サンワは大阪を拠点とする会社ですが、サービス提供は全国対応です。
事業者向け不動産担保ローンサービスも展開しております。
融資限度額:100万円から1億円まで。
金利:7.3%~12.78%
融資条件:担保不動産に抵当権を設定
融資期間:3か月以上5年まで
返済方式:元利均等払い・その他もあり
必要書類関係は公式ページに詳細が書いてありますが、担保物件関係書類と申込者関係書類(法人は登記簿謄本、身分証明書など)と収入確認関係書類が求められます。
・融資までの流れ
①電話にて問い合わせ
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②仮審査:申込み内容と不動産担保調査、信用情報調査
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③本審査:本人確認調査や独自調査を可決、否決を決定
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④融資:手続き完了後、融資がおこなわれます。
◆株式会社サンワご案内
〒556-0006
大阪市浪速区日本橋東3丁目10番19号
TEL:06-6636-0500
FAX:06-6636-0508
公式ページ http://sanwa-osaka.co.jp/
【コラム】
◆設備資金で借りた金は、運転資金には使えない
資金は、運転資金と固定資金に分けて管理すべきである。
しかし、お金に色がついているわけではない。
設備資金として借りた金を運転資金で使ってもわからないだろうと、運転資金に流用すると、とんでもないことになることがある。
銀行から設備資金として借りる場合は、証書貸付手形併用になり、手形もきるが、金銭消費貸借契約証書に印を押して借りることになる。
この契約書に資金の使途という欄があり、そこに設備資金と記入してあるのに、運転資金に使ったのでは、契約違反である。
契約違反があったときには、銀行では期限の利益を失わせて、即時に貸付金の返済を迫ることがある。
それでは、銀行はどうして設備資金として貸した金を、運転資金に使ったことがわかるのだろうか。
設備資金は、貸し出しのときには、設備の発注先の見積書ゃ請求書の写しをとり、また、設備の支払いに関する領収証の写しをとるのが普通だからである。
運転資金に使ったときは、この領収証の提出ができないし、また、貸出金がどう使われたかは 当座預金の残高の動きから支払い先を追求すれば、すぐわかってしまう。
こういう資金使途についても、銀行をだませると思ったら大間違いである。
借りた金は契約書 どおりに使わなければならない。
◆文房具店から買った手形用紙の手形は、銀行で割引はできない
現在、手形は統一手形用紙制度といって、取引銀行で売っている手形用紙を買って振り出すのが普通である。
もちろん、その手形が有効か無効かという点では、銀行から買った統一手形用紙であろうと、文房具店から買った手形用紙であろうと、手形の効力に変わりがあるわけではない。
したがって、手形そのものは有効だが、文房具店の手形用紙の手形を取引先からもらっても、銀行ではこの手形は割引してはくれない。
これは、当座取引をするとき、銀行ととりかわす当座勘定約定書に、金融機関の交付した手形用紙以外の手形については、当座預金から引き出しをしないことになっているからである。
よって、統一手形用紙以外の手形を手形交換所へ回しても、不渡りになってしまうことがある。
このために、銀行では割引に応じないのである。そういう手形は受け取らないほうが賢明である。
(2016年12月16日更新)