キャッシング比較

総量規制後どれくらい例外・除外の借り入れがある?

貸金業法が改正され総量規制が導入されてから
消費者金融でのキャッシングが難しくなった、
という意見もよく聞きます。

ですが、この総量規制に例外と除外の規定が
あることも事実で、それにより借入ができた

という喜びの声も耳にします。

なお、総量規制の例外とは、不動産担保貸付け、
顧客に一方的有利となる借り換え、緊急の医療費、
個人事業主に対する融資
などです。

総量規制の除外とは、不動産や自動車購入の貸付、
高額医療費の貸付
などがあります。

それではどれくらいの除外と例外があるのか
個人信用情報機関であるJICCとCICの
データで見ていきます。

JICCでは総量規制の「除外」貸付の登録状況は
総登録情報件数は約7万3000件、
残高あり情報件数は7万3000件、
登録残高の合計額は約7030億円
となっております。

総量規制の「例外」貸付の登録状況は、
総登録情報件数は約63万件、
残高あり情報件数は約59万件、
登録残高の合計額は約4300億円
となっています。

CICの総量規制の「除外」件数(住宅貸金ローン、
つなぎ貸付、オートローン、不動産等の有担保貸付など)
は約19万件で残高は約1兆7000億円にのぼります。

総量規制の「例外」件数(緊急時の医療費ローン、
個人事業主ローン、おまとめ借換えの融資など)は
約58万2000件、残高は4200億円となっています。

ちなみに総量規制対象外の銀行カードローンの
個人信用情報機関である全国銀行個人信用情報センター(KSC)
には当然ですがこうしたデータはありません。

KSCの特長は信用情報の中で事故情報比率が2.4%と
非常に低い数値
であることです。

KSC登録情報は住宅融資、つなぎ融資、事業者融資、
そして保証が中心となっております。

ご参考までに。

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