基本的な認識として、ブラックだとか
ブラックリストという言葉は俗称であり
正式には存在しません。
個人信用情報機関の異動情報(事故情報)や
債務整理履歴、金融事故履歴がそれに当たる
ということです。
そういう「傷」を持つ人々が、裏技的な手法で
履歴を消そうとするケースも見られます。
例えば、結婚による苗字の変更、養子縁組、
婿養子、出家による姓名の変更、住民票の
フリ仮名変更などが考えられます。
しかし、上記の改名による裏技は通用しません。
そんなことはキャッシング審査する側も
想定の範囲内なのです。
おそらく、そうした手法で審査申し込みをする
人の履歴は「真っ白」のホワイトです。
つまり実績がゼロなので、信用力もゼロです。
これは審査には不利です。
もちろん、学校を卒業したばかりの20歳前後の
若い世代であれば、真っ白の履歴もあり得ますが
30代とか40代で完全にホワイトであれば、逆に
「この人、変だな」と疑われます。
だから、裏技による名前の変更などは無駄なのです。
良く考えてみたらすぐに分かりますよね?
あなたが消費者金融やカード会社の審査担当者
だったとして、更新したばかりの運転免許証を
持ってきた人が、僧侶のような名前だったら
「あれ、もしかして・・」と考えます。
50代くらいの人が新品の取得したての免許証を
提示したらやはり「改名したのかな」と疑いますよね。
ですのでそうした虚偽的な審査申請は無駄ですから
不安のあるあなたは考える必要はありません。
では、やはり俗にいうブラックだと絶対に
審査可決できないのか、というとそうでも
ないかもしれないのです。
クレジットカードの話になりますが、
全国信販協会会員会のアンケート調査によると
全体の3分の2のクレジット会社が、
「個人信用情報機関に金融事故情報があっても
与信をすることもある」
という回答をしています。
さらには、カード会社の大半が
「事故情報がなくても与信をしない場合もある」
という回答を寄せています。
つまり、審査承認の可能性はあるわけです。
いわゆるブラックでもクレジットカードは
発行できるのです。
それで、ここからが消費者金融のキャッシング
についてのお話ですが、例えばアコムは
ACマスターカードというクレカを発行しています。
このクレジットはアコムが発行しているのですが、
あくまでもクレカなので、審査可決の可能性が
あります。
ですからまずアコムのクレジットカードを作って、
実績を積み、信用力を高めれば、その後、
カードローン・キャッシングの審査でも
承認される可能性が出てきます。
最低でも6カ月くらいの実績が必要でしょうが
頑張ってみてください。