プロミス等の審査でスコアリングに身分証明書は何がいい？

ここ最近はカードローンもクレジットカードも
審査の申し込みはインターネット経由が主流と
なっています。

かつては店舗での対面式しかなく、審査も
手作業で行われていたそうです。

その後、消費者金融では無人契約機が
登場しましたが、やはりその実態は
対面式とほとんど同じ仕組みでした。

元大手ローン会社の審査担当者に話を聞くと、
昔は調査項目は「３Ｃ」というのがあって
人格（Character）、担保（Collateral）、
能力（Capacity）という３つの視点から
審査をしていたのだそうです。

現在はＩＴ技術が発達し、システムを組んで
スコアリングテーブルによる審査が主流の
ようですが、それでも上記の３Ｃの視座は
評価の一部にはなるようで、人柄、目つき、
振舞、言動、服装などは来店があった時は
見られていますのでご注意を。

また、電話は審査の過程でかかってくる場合が
ほとんどだと思われますが、やはりそこでの
ポイントは「電話での対応」「言葉づかい」です。

電話では丁寧な言葉で自然に対応して
明るく振る舞いましょう。

さらにもう１つポイントを書いておきます。
身分証明書をスマートフォンや携帯電話の
カメラで撮って写真をメールで送ると思います。

その際、保険証を送る人にお伝えしておきますが
「健康保険証の汚れ」「使用感」などが審査の
ほんの一部ですが加味される可能性があります。

簡単に言えば、保険証を使い込んでいるような
汚れ具合だったら、「このひと健康なの？」
「病気なのかな？」と思われてしまうかも
しれませんよね。

不健康な人が、後から病気になって働けなくなり
結果として返済不能などになると金融業者やカード会社
としては困ります。

だから審査で拒否される場合だってあり得るのです。
その点は注意が必要です。

上記のようなケースを考えると、
キャッシングの審査における身分証は
運転免許証の方がいいのかもしれませんね。

さて、審査の要であるスコアリングシステムで
与信判断されるわけですが、例を挙げ
もう少し詳しく説明しておきます。

例えば、「居住形態」について。
以下のような感じでスコアリングされます。

持ち家（自己名義）…＋30点
分譲マンション（自己名義）…＋20点
持ち家（家族名義）…＋15点
分譲マンション（家族名義）…＋10点

上記は一例ですが、各金融会社によって
住居形態の数値（スコア）は変わってきます。

この他にも「電話」の例であれば、

固定電話のみ（＋20点）
固定電話＋携帯電話（＋30点）
携帯電話のみ（+15点）
050ＩＰ電話＋携帯電話（＋25点）

という感じで点数がスコアリングされているのです。