家庭がある人、特にお子さんがいる場合、
家計に占める教育費の割合は大きいものが
あることだと思います。
「子供のために・・・」という親心は
当然理解できます。
例えば幼稚園。公立のほうが全然安いです。
が、どうしても私立幼稚園に通わせたい
という親もいるでしょう。
そうした場合、保育料を全額負担する
必要はない可能性があります。
私立幼稚園に対しては、入園金や保育料の一部を
市や町である自治体が補助してくれるシステムが
あるからです。
ただしその補助額はそれぞれの自治体によって、
違いがありますし、そもそも財政状況などで
そういう補助がない自治体もあります。
いまお住まいの地域でそうした援助があるか否か
調べておくといいかもしれませんね。
さて、子供が大きくなればなるほど
養育費、教育費の出費は増えていきます。
近年では子ども手当だとか高校授業料無償化など
支援策も出てきましたが、それでも家計を
圧迫している家庭は多いと聞きます。
私が知っているシンママ主婦のEさんは昨年、
長女が大学受験、次女が高校受験を
控えていたそうです。
シングルマザーのEさんは女手一つで
2人の娘を育ててきましたが、年々、
生活は苦しくなる一方でした。
長女はアルバイトをして生活を
支えていてくれたそうです。
それでも、2人の娘の受験費用をどうしても
工面できなかったそうです。
そこで、パートで定期収入のあったEさんは
消費者金融のプロミスにキャッシングで借り入れを
申し込んだそうです。
これまでカードローンで借金経験のないEさんの審査は可決。
無事、20万円の融資を受けられたという話でした。
その後、二人の子供は受験に合格。
長女は大学進学には親に迷惑はかけられない
ということで国の教育ローン利用を選択。
日本政策金融公庫(国民生活事業)の
教育一般貸付(国の教育ローン)という
貸付名でサービスがあります。
それを活用したそうです。
公的教育ローンは、学生1人につき350万円まで
借りられて金利は2.25%と低く、この娘さんの場合
さらに母子家庭なので1.85%にまで金利は
引き下げられました。
なお、返済は15年以内であればOKとなっています。
同じような境遇の人はぜひ、ご参考にしてください。