プロミス等カードローンの審査を申し込むと、
キャッシング会社は自社基準による審査をします。
さらには、信用情報機関を利用して
ローン申込者の個人信用情報を照会し、
審査をおこないます。
ここでは信用情報機関のデータを
キャッシング審査にどのように活用するのか
解説していきますね。
ローン審査では運転免許証など身分証明書の確認と
勤務先への電話による在籍確認に加え、
カードローン会社が「限度額審査」の際に必ずリサーチ
している作業があります。
その確認作業が「個人信用情報」と言われる
金融業界の顧客データの照会です。
これは貸金業法によって
すべての消費者金融業者に課せられている義務であり
主として過剰な融資をあらかじめ防ぐことが目的なのです。
個人信用情報を保有しているのはJICCやCICという機関で
各消費者金融業者は情報センターとパソコンを
オンラインで繋いで個人データを参照しています。
具体的な手順としては、
融資担当者が自社の端末から申込者の氏名、
あるいは電話番号を入力すると
信用情報センターのシステムが該当者を検索する
というものです。
過去に一度でも消費者金融を利用したことのあるユーザーなら、
数分で個人情報が端末の画面に表示されることになります。
ここで画面に表示される情報の内容は、
①本人の氏名
②住所
③生年月日
④性別
⑤電話番号
⑥勤務先
⑦消費者金融業者の照会回数
⑧最終返済日
⑨借入件数と他社借入額
⑩金融事故情報
⑪サービス情報
の合計11項目です。
この内、特に重視される項目は借入件数。
なぜなら若年層のクレジットカード破産など
多重債務問題が近年は社会的な問題となっているからです。
消費者金融でも顧客が何件の金融業者から
お金を借りているかが審査の最重要ポイント
なのですね。
一般的に、他社から5,6件以上の借入があると
多重債務者とされ、新規融資は受けられないとされています。
ただし、ローン業者によって審査の基準はバラバラで
一概には言えないので最初からあきらめる必要はないので
審査の申し込みをするのはあなたの判断です。
よく聞くのはカード会社が新規で立ち上がった時、
新規ユーザーの獲得のため、通常なら与信アウトな場合でも
無理に審査に通す、という話も聞きます。
タイミングの問題でもあるので
ネットの事前審査(お試し審査)などは
少なくともチャレンジしてみるべきでしょう。