キャッシング比較

銀行カードローンはプロミスなど消費者金融と同じです

今日はちょっとした豆知識をご紹介してみますね。

「消費者金融」という言葉にネガティブなイメージ
を持つ人もいるかと思います。

消費者金融=サラ金みたいな悪いイメージがある
のかもしれませんね。

だから、最近はカードローンという言葉を使って
イメージアップ作戦をキャンペーンでおこなって
いるということも言われています。

ですが、金融業界の歴史を振り返って見ますと、
消費者金融とは事業そのものを意味する言葉で
あったようです。

つまり、最近、人気の銀行カードローンも銀行では
消費者金融と考えられているのですね。

日本では金融機関による一般消費者に対する貸付は、
1929年に日本昼夜銀行などの銀行が、月給生活者を
対象に小口の融資を行うようになったのが最初とされています。

1930年代入り、地方銀行や信用組合などの中に、
消費者に対して直接融資を行うところが出てきましたが
当時は消費者金融という言葉が一般化されておらず、
これらの貸出は小口融資という名称で呼ばれていたようです。

消費者金融という言葉は、1950年代後半から金融機関の
関係者や割賦販売業者などの一部の人々によって使われて
いたようです。

そして世の中に大きく登場したのは、1960年9月に、
ある新聞が「大手市銀、消費者金融に進出」という
見出しで報道したのが最初だったそうです。

ですがその事業内容は都市銀行が百貨店と提携して、
預金と買物を組み合わせた「お買物預金」を提供する
というものであって、現在の消費者金融カードローン
とは異質なものだったのです。

その後1960年11月12日より、かつての住友銀行が
プリンス自動車販売と提携して、当座預金と割賦を
組み合わせた貸付
を開始しました。

これは、車の購入者が販売業者の保証のもとに
金融機関から借入をおこない、それを販売業者に
一括して支払い、金融機関へは分割して返済額を
支払うというローン提携販売
の形式を取っていたのです。

実質的には販売信用に含まれる取引形態ではありますが、
車の購入者である消費者に融資を行うという意味では、
都市銀行が「消費者金融」を開始した最初の事例
であると
いわれているそうです。

ここまで金融業界の歴史を振り返ってみましたが、
「消費者金融」はもともと銀行が始めた事業だったのです。
少しはイメージが変わったのではありませんか?

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