プロミス等の消費者金融カードローンと社会的役割

今回はちょっとした小ネタです。
あなたは「公益質屋」って知っていますか？

公益質屋とは読んで字のごとしで公的に運営
されている質屋のことです。

一般の質屋さんと違う点は、質屋全体の１％
に過ぎず、営利目的でないので現金の貸出し
基準が甘い、というのが特徴です。

質草は、宝飾品、ブランド品、時計などの
一般的なものに加え、普段使っている衣類
まで実に幅広く受け付けてくれました。

金利に関しては、一般の質屋では3万円未満で
月利７～８％、10万円未満で月利４～５％と
いう水準です。

※ここで注意してほしいのは月利です。
年利ではありません。
質屋の金利は非常に高いです。

月利３％なら、年利では３６％になります。
消費者金融の方が１８％くらいで圧倒的に低いことを
お忘れなく！！※

公益質屋では金利が一律で月利３％でした。
16日未満だったら1.5％ということになっていました。

なぜ、管理人が過去形で文章を書いているかというと
実は２０００年６月に公益質屋法が廃止され、現在は
存在しないからです。

どうして公益質屋が廃止されたのか、という明確な
理由は分からないのですが、やはりカードローンの
存在が大きいと思います。

昔、消費者金融は「サラ金」「団地金融」などと
呼ばれた時代があり、イメージが悪く、恐い印象
も強かったと聞いています。

だけど、管理人が物心ついた事、まぁ学生の時代には
プロミスやアコムやアイフル、今は亡き武富士などが
テレビCMをガンガン流していて、悪いイメージは
なくなっていました。

かつてはキャッシングと言っていた業界用語も今は
「カードローン」と呼ばれ、さらに借りやすい
雰囲気が醸成されています。

なぜ、カードローンという呼称に変化したのか、
というと、クレジットカードのキャッシングは
利用しやすいというユーザーの声を受け止め、
カードを使ってATMから現金を引き出せるように
したというのが真相です。

プロミスではお金を借りなくてもカードだけの
発行も可能ですからね。10万円とか20万円の
融資枠を設定してもらっておけば、いつでも
提携しているATMからお金を引き出すことが可能
なのです。

管理人は一時的に少額を借り入れすることは
問題ないと思います。私自身も経験者ですから
実体験としてよく分かっています。

給料日までの5日間をしのぐ、仕送りまでの
3日間を1万円借りてしのぐ、ってことをやりました。
本当に助かったのです。

リアルなキャッシング体験としてカードローンの
果たす社会的な役割は大きいと個人的には思って
いる管理人なのでした（笑）。