消費者金融のカードローン審査では
主に日本信用情報機構(JICC)のデータが
利用されています。
それではJICCがどのような情報を
プロミスなどに提供しているのか、
本コラムでは細かく見ていきたいと思います。
まず、株式会社日本信用情報機構の
会員金融会社数は約1500社あり、
保有情報量は約2億3,578万件とされて
おります。凄い量のデータを保有して
いることが分かります。
次にデータ照会のために必要とされる事項
について見ていきます。
・名前カナ
・漢字氏名
・生年月日
・電話番号
・会員コード
・操作者ID
・パスワード等
上記の情報を入力し個人情報をローン審査担当者は
照会することになります。
そして、該当する個人信用情報が項目別に
提示されることになります。
詳しく見ていきましょう。
・顧客識別情報
氏名、生年月日、性別、郵便番号、住所、電話番号、勤務先名
勤務先電話番号、運転免許証の番号、本人確認書類の記号番号など
・与信関連情報
取引形態、借入(利用)日、借入(利用)金額
入金日、残高金額、入金予定日、完済日など
・事故・異動情報
延滞、延滞解消、債権回収、債務整理、保証履行、破産申立て
特定調停、民事再生など
・その他
本人申告コメント情報、照会記録情報、調査中注記など
以上のような情報が個人信用情報機関JICCに
よって提供されているのです。
それらの情報をもとに消費者金融のキャッシング審査は
可決か否決かの与信判断がなされているのです。
もちろん、上記の個人信用情報機関のデータ以外にも
キャッシング会社独自の審査も同時に行われております。
こうしてカードローンの融資に関する細かい知識があれば
不要な心配事もなくなると思い、掲載させていただきました。
ご参考までに。