ここではキャッシング経験者のAさんの実体験を
ご紹介します。
カードローンの初心者や利用中の人にも参考になる
話なのでぜひお読みいただきたいと思います。
ある日、Aさんに突然、以前利用していた
消費者金融から電話がかかってきました。
何かと思い、話を聞いていると、
「お客様は今後、ローン限度額が増え、金利は低くなります」
というようなキャッシング枠の優遇、増枠を知らせる
営業電話だったそうです。
要するに、すでに借り入れ、その返済の実績で
融資の限度額がアップしているユーザーに、
それを知らせる目的で電話がかかってきたのです。
申し込みもしていないのに、事前審査で承認されたような状況ですね。
たしかに借り入れの条件面が有利になったのなら、
再びキャッシング利用してもいいかな、と
普通は誰でも思うでしょう。
もちろん、必要がなければ断ればいいのですから。
この「実績」というのが信用力につながるわけですが
一体、どれだけ借りれば、またそれを返済すれば実績を積んだ、
と見なされるかという基準については、金融会社によってまちまちで
簡単には言えないのが現実です。
ここでは具体例としてAさんの実体験を「実績」としてご紹介します。
Aさんは年収400万円のサラリーマン。
会社のお給料は普通です。個人信用情報も平均点。
以前、給料日前にどうしてもまとまったお金が必要になり
プロミスから20万円を借りたことがあります。
遅延もなく、Aさんはコンスタントに返済を継続しました。
その結果、Aさんのケースでは、
約1年後に限度額が50万円から60万円にアップ、
借入金利も年率17.80%から15.50%に引き下げられ
優遇されたそうです。
つまり、信用力を上げるには
継続してある程度の期間、利用し続けることが
重要なポイントとなるのです。
ただし、勘違いして欲しくないのは
借入れ・返済の回数が多ければ多いほど
実績になる、と思い込む人がいることです。
短期間に何度も借りたり、返済したりする
ユーザーが時々いますが、これはまったく意味が
ありませんのでご注意ください。
さらに言うと借金の金額はそれほど関係なく、
多くのお金をで借りればいいというものでもない
ということも付け加えておきます。
ちなみに、こうした融資限度額を上げるチャンスでもある
営業電話ですが、正直なところ、これを迷惑と感じる人も
いるはずです。
仮に消費者金融の社名を出さずに
女性社員から個人名でかかってきても、
それでも嫌なものはイヤですよね。
その場合は、はっきり
「電話はしないでください」と支店に言えばOKです。
店舗の顧客データに「営業電話NG顧客」として登録され、
その後は電話は一切かかってこなくなるのでご安心を。
ちなみに余談ですが筆者の場合はクレジットカード会社から
時々、営業電話がかかることがあります。
おすすめな情報など教えてくれるので
こうしたお付き合いも大切だと思い、断ることはしていません。
これも1つの人脈ですよね。
出来る限り「つながり」というものはどんな相手でも
大切にした方が良い、と私は思っています。
またクレジットカードの実績も
カードキャッシングの実績も
すべてはあなた自身の実績となり
最終的に「信用力」がアップすることを
覚えておいて欲しいと思います。