消費者金融のキャッシングでいくらまで借りられるかは、
申込時の個人データの記入内容に大きく左右されると言われています。
最近はネット中心で利用者は少ないですが店舗窓口で融資を受けるなら、
ローン担当者の質問にいかに上手く答えるかもポイントとなるそうです。
カードローンの審査では自営業より公務員が有利だし、
「一人暮らし」よりも「親と同居」が審査には優位とされています。
勤務年数は長い方が有利、年収はある程度は多い方が良い。
あまり高い年収だと逆効果になりますが・・・。
キャッシング審査を申し込む消費者金融ユーザーなら
「本当に審査に通過するだろうか」という
不安は誰にでもあるはずですよね。
また、自分の条件で希望額に達するか、
という不安もあるでしょう。
今回は少しでもあなたが有利に審査を受けられるよう、
あなたの融資限度額が少しでも高くなるよう、
申し込み時に個人データをどのように申告すれば良いか、
ということを解説していきます。
項目別に見ていきます。
●姓名
●生年月日
上記2つは提出する身分証明書に必ず記載されているので
ありのまま書けば良いですね。
●住所
●電話番号
運転免許証には住所のみ記載されています。
保険証やパスポートにはどちらも記載されてないですが、
個人信用情報機関の照会で両方とも確認されるので
間違いの無いよう正確に申告しましょう。
消費者金融から初めて借入するユーザーに関しては
信用情報センターに個人データが未登録のため、
もしあなたが間違った個人情報を申告すると
審査可決後に、融資取り消しなど面倒なことなるのでご注意を。
また、住所と名前からNTTの104登録を確認する金融業者もいるので、
仮に初めてのキャッシングでも間違いは致命傷になる可能性があります。
さらには最悪のケース、詐欺行為を疑われることになるから細心の注意を払いましょう。
●勤務先の社名、連絡先
電話による在籍確認は、基本的にカードローン業者は必ず行うので正確に。
最近、一部の業者は条件付きで電話連絡をおこなわないケースもあります。
●勤続年数
保険証には記載されていますが、
運転免許証とパスポートの場合は確認手段がないため、
うっかり間違えても致命傷にはなりません。
また人情的に勤続年数11か月の人が、
「1年」と申告したくなる気持ちは理解できますよね。
審査での自分のイメージを少しでも良くしたいという
気持ちは誰にでもあるものですから。
●他社からの借入件数と金額
金融業者側が信用情報機関で照会すれば
すべてが明らかになるので正直に申告しましょう。
●親の氏名、連絡先
中小の金融会社では親元に本人確認電話を入れる業者もいます。
間違いの無いように。
ただし通常、大手消費者金融のネットからの申し込みでは
親元の情報を記入する欄はないはずですから親バレはありません。ご安心を。
以上見てきたように、ローン審査では
身分証明書の確認、信用情報機関への照会、
勤務先への電話での在籍確認、
これらは必須となっているので正確な情報を
申告すればOKです。
次に下記で見ていく項目はややあいまいな回答に
なってしまうケースもあるでしょう。
●勤務先の資本金、社員数
●職種
●年収
●勤務形態
●収入形態
●住居は賃貸か、持ち家か
●毎月の家賃、住宅ローン
●最終学歴と卒業年度
など。
例えば、親と同居で、その家が父親の所有物の場合、
決して賃貸ではないので、やはり「持ち家」と答えるでしょう。
また年収495万円の場合、記憶があやふやで500万円と
してしまうケースもあるかと思います。
勤続年数の部分でも書きましたが
人情的に勤続年数11か月の人が、
「1年」と申告したくなるのと同じで、
495万円を500万円と申告したくなるのは
審査で自分のイメージを少しでも良くしたいという
気持ちになるのは理解できます。
別ページで詳しく述べますが
われわれが取材した元金融会社の社員の話では
その程度なら許容範囲であると言っていました。
ただし、まるっきりの虚偽は許されないのでそこはご注意を!