総量規制の導入後、消費者金融のキャッシング審査は
どのように変化したのでしょうか。
今回は他社借入件数の限度などについて解説していきます。
一般的には金融業者の規模が
大きくなればなるほど借入件数限度は厳しくなり、
大手で3件まで(理想は2件まで)、
中堅で4~7件までというのが実状だと思います。
通称「街金(闇金ではない)」と呼ばれる
零細の業者になると、8件以上の借入がある
お客にも融資してしまうケースもあるようですが。
消費者金融ユーザー側からすると、
この借入件数限度を各金融業者ごとに把握できれば、
数社から連続してお金を借りるのに非常に都合がいい、
というふうにかつては言われていました。
これから書くことは、あえて多重債務者になることを
おすすめする話ではありません。
けれど、いざお金が必要となったとき、
より多くの額が手にできることは間違いありません。
※ここでいう多重債務=複数の会社から借り入れがあること、です※
ここで少し頭の体操(シミュレーション)をしてみましょう。
仮に、現在すでに3社から借りており、
さらに2社から融資を受けようとしているとします。
目的の金融業者3社の借入件数限度は、
A社が4件まで、B社が3件まで、C社が5件までと仮定。
この仮定の数字が事前に分かっているなら
借入件数限度の厳しい業者から緩い業者へという順番、
つまりB社→A社→C社の順で借りて行けばいいですよね。
確実に3社から金を借りることができます。
ですが、各々の借入件数の限度を知らないと、
キャッシング会社を訪ねる順番を誤ることになります。
例えばB社→C社→A社の順で回ると、
C社で5件の借り入れとなり、
次に訪れたA社では「4件まで」
という審査基準に阻まれ融資否決、
ローンを断られることになりますね。
また、A社→B社→C社の順であるとB社でアウトとなります。
次に計画どおり5件までOKのC社に行けば
融資を受けられるにもかかわらず、
B社で断られた時点で「借金が増え過ぎた」と
思い込んでしまい、ほとんどのユーザーが
借り控えをしてしまうという状況が起こるのですね。
※当サイトでお試し審査(事前審査)申し込みだけは
あきらめず受けるべきとオススメしている理由の1つが
このケースです※
キャッシング業者側としては世間体もあり
多重債務を未然に防がねばならないという
大義があります。
このため、事前に借入件数の限度を取材しても、
「コンピュータによる審査になっておりますので、
正確なことは分かりかねます」などというふうに
うまくごまかされてしまうものです。
ちなみに一説によると違法業者である紹介屋が
この類のデータ情報には詳しいらしいですが・・・。
なお、借入額に関しては件数ほど問題にされないが
やはり総量規制があるので、少ない金額が良いのは
言うまでもありません。
ただし、他社が高額の貸付をしている顧客の評価は
ある程度の社会的信用がある人物と判断され信用力が上がり
審査が有利に運ぶケースもあると言われています。
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