ここでは消費者金融のキャッシング審査において、
どのような項目が審査に影響するのか、見ていきます。
まず「配偶者の承認」について。
既婚者のローン申し込みであれば、
「今日お貸しすること、奥さんには秘密にしておきましょうか」
などと聞かれることがあるようです。
当然ながら「秘密の方が良い」となるとあなたの信用は低くなります。
できれば配偶者の承認はあった方がいいということです。
また、専業主婦の場合は、かならずご主人の同意が必要となります。
(銀行カードローンの場合)
つぎに「干支」について。
実はこれ、かつては最重要質問項目とも言われていた項目なのです。
※近年では問われない場合がほとんど※
干支を聞かれて即答できないと、
生年月日、さらには各種の個人情報が
虚偽であることを疑われるわけです。
だた、担当者が怪しいと感じた申し込み者以外は、
干支を尋ねない業者(プロミスなど)もあるので、
あえて自分から積極的に干支を申告する必要はありません。
すすんで自ら干支を言うような顧客は、
逆に担当者のイメージが悪くなる場合もあるのでご注意を。
上記は消費者金融のカウンセリングの主な項目です。
実は金融業者のマニュアルにまだまだ多くの質問事項が記されており
申込客を見て臨機応変に質問を変えているので、
どんな質問にも、よどみなく回答できるような心構えが必要です。
例えば、顧客の勤務先がNTTの104未掲載であることにローン担当者が疑問を感じているとします。
仮に申込客の自宅は神奈川県、勤務先は東京都内ということにしましょう。
まず、担当者は「通勤には自家用車に乗りますか」と聞いてきます。
乗らないと答えると「それでは定期をお持ちですか?」と切り返してくるはずです。
ここで「東京⇔埼玉」の定期券を提示できないとあなたの信用はガタ落ちとなる可能性もあります。
カードローン申込客であるあなたが本当にその会社に通っているのかどうかすら疑わしくなるからです。
最悪の場合、架空会社の可能性を疑われるかもしれません。
カードローン申込客として何気ない世間話のつもりでも、
審査担当者はいつも細かい部分まで何かをリサーチしていると思った方がいいでしょう。
それが消費者金融のローン審査担当者との本人確認電話での会話の本質です。